皆さんは「任意売却」(通称:任売)という言葉をお聞きになったことはありますか?

住宅ローンを組んで住宅を購入し、毎月の返済がかかってきますよね?
月々の支払いがあり、その状態で会社をリストラされたり自ら転職をしたりして返済がしんどくなって払えなくなってしまうことも、世の中には沢山あることです。

そんな場合、どうなってしまうのでしょうか?
銀行は保証会社を通してお金を融資してくれますが、支払が1ヶ月、2ヶ月と滞ってしまうと催促がきます。
その催促を無視したり払えなくなって放っておくと、差押さえという名の行政執行がなされます。

そうなってしまうと、「先々月分支払います!」では通らなくなり、保証会社からは「全額の一斉返済」というとんでもない自体になってしまいます。もちろんそれが支払えれば問題ないのですが、そもそもそれだけ返済資金のある方はそんな事態になりませんので、いわゆる自己破産というような措置になってしまい、挙句の果てには自身の家が競売にかけられてしまいます。

では、上記の「任売」とは一体どのようなものでしょうか?

「競売」にかけられる前に、保証会社から相談があります。
例えば住宅ローンの返済が残り2000万円あるとしますよね?
で、この家を任意で売却出来る先(買い手)を探し、話の折り合いを付けるのですが、
売却価格やその時期などの決定権はもちろん保証会社にあります。

「競売にかける前に1200万円で買う人がいますので、残り800万円の支払いを続けることで、破産の処理を避けましょう!」とかっていうような相談がある訳です。この回収金額なども全て保証会社に権限がありますので、
値段の折り合いが付かない場合は、そのまま競売に移行させてそこからお金の回収を確保しようとします。

昔は「任売」の方が高く売れて「競売」は安くさばくイメージでしたが、今はそんなに金額が変わらなくなってしまいましたので、「任売」での債務整理が減ってきているのが現状です。

私も不動産を購入しリノベーション後、再販するので正直「任売物件」も多く見てきました。
そんな中「任売物件」に共通するある現象を否定出来ないと感じるのです。
それが以下です。

1. とにかく物件が暗い
2. どこかビニールクロス(壁紙)の破れがありそれをそのままにしてある
3. 家の中でペット(特に小型犬)を飼っている
4. 居室にも関わらず照明が付いていない部屋がある
5. ゴミが散乱している

こういう共通点がありましたので、上記内容が少しでもある方はお気を付け下さい。
全部ではないでしょうが、私が気になった共通点でした。