質問相続した分譲マンション売却時に気をつけることは?

父が他界したため、父名義の分譲マンションを売却したいと思っています。相続登記をした後売却の手続きをすると聞いたので、早速相続手続きに入りたいのですが、この物件は他県の政令指定都市にあり、私の住む中小都市からはかなり遠方です。費用や利便性の面からも、依頼するのは現地の司法書士さんがいいのか、私の住所の近くの方がいいのかもわかりません。
そして分譲マンション売却の際、不動産屋の探し方や査定で気をつけること、またマンション管理組合との調整なども必要であれば教えていただきたいです。

回答不動産会社は地元が良い

結論からいうと、司法書士は地元でも今住んでいるところでも、どちらでも構いません。ただ、不動産会社は物件がある地元の不動産会社に売却依頼するのがベストです。また、管理組合に関しては、マンションの管理会社に「管理組合から抜ける旨」の書類を提出すれば問題ありません。その書類は管理規約集の中にある場合が多いですが、分からなければ管理会社に連絡しましょう。

司法書士に関してですが、司法書士が登記手続きを行うときは、全て地元(マンションがある場所)の法務局とやりとりをします。ただ、法務局への手続きは、全て郵送で行うことができます。そのため、どちらかというと自分の家の近くの司法書士の方がやりとりはしやすいかもしれません。

ただ、不動産会社は違います。今回の場合は特に遠方になるので、マンションの近くに店舗を構えている不動産会社がベストです。理由は、「顧客」「接客」「空室管理」の3点になります。

まず、顧客に関しては、地元の不動産会社の方が顧客を抱えています。そのエリアで売却実績があれば、そのときに集客した人が顧客になっている可能性があるからです。また、接客に関しても、エリアの特性や顧客特性を知っていた方が有利です。

さらに、今回は遠方ということで、ひんぱんにマンションへ行くことは難しいと思います。しかし、マンションは誰も住んでいないと、どんどん劣化していきます。そのため、定期的に掃除や換気、通水などの空室管理を行う必要があるのです。地元の不動産会社であれば、空室管理も一緒に行ってくれる可能性が高いのです。

どの不動産会社に依頼するかは、不動産一括査定サイトを利用しましょう。このサイトを利用すれば、一度の物件情報入力で複数の不動産会社に査定依頼ができます。わざわざマンションのあるエリアまで戻って、不動産会社に直接来訪するのは大変です。

しかし、この不動産一括査定サイトであれば、数分の入力作業でその手間が省けるのです。さらに、査定を依頼するとき、備考欄に「空室管理もできるかどうか」と質問しておきましょう。そうすれば、査定額の返答をもらうときに、一緒に空室管理のことも聞くことができます。

また、できるだけ売却するときの手間をかけないように、全て不動産会社に依頼できるかも確かめましょう。たとえば、「鍵を預けておいて接客を全てお願いする」などです。もちろん、マンションを高く早く売ることは大切なことです。ただ、遠方のマンションを売却するときには、そこに「手間をかけずに」という点を加えて不動産会社を探しましょう