質問相続したマンションを売る時は弁護士に依頼したほうがよい?

大手が建築した築30年弱のマンションを二人で相続し、遺産分割のため売却する事になりました。山手線西日暮里駅から徒歩約10分の大通りに面しています。中層階角部屋で、部屋の状態は非常に良いです。
私はマンションを所有したことがなく、相場も業者も知らないので、売却できるのか不安に思っています。調べてみると、相続から売却までお任せください、という弁護士がいるので、そのような方に任せた方がいいのでしょうか。しかし、弁護士と関係のある業者だと、買い叩かれたりぼったくられたりするのではないかと不安です。
弁護士に相続、売却、代金を分割して振込、という全ての流れを一任した方がいいのでしょうか。それとも名義変更のみを弁護士に依頼し、時間やお金がかかっても、物件に近い信頼できる不動産屋を探し出して、自分で売却するべきでしょうか。相続後のマンションの名義変更はまだですが、銀行勤務のため手順等は問題ありません。
売却は全く急いでいません。新幹線で数時間かかる地方に住んでいますが、必要であれば何度でも現地に行くつもりです。

回答不動産会社を選ぶ方が良いです

結論からいうと、通常通り不動産会社に売却を依頼した方が良いと思います。理由は、「高く」売れる可能性が高いからです。弁護士に相続から売却まで任せることは絶対にやめた方が良い、とまでは言いません。もし、「いくらで売れても良いから面倒なことを避けたい」のであれば、弁護士に一任した方が早いかもしれません。

しかし、質問者さんは、早さよりも「高く売ること」の方が優先順位は高いと思います。そのため、高く売ることができる不動産会社をおすすめします。通常通り、不動産会社に売却を依頼して、弁護士に名義変更を依頼するメリットは以下の通りです。

・弁護士は「早さ」を優先する
弁護士の立場からすると、不動産がいくらで売れようが関係ないです。そのため、売却金額というよりも、いかにスムーズに売却できるかを優先する可能性があります。一方、不動産会社の場合は、「高く」と「早く」のどちらも優先します。今回は、早さは求めずに「高く売って欲しい」という旨を伝えれば、不動産会社なら「高く売ること」を重視してくれます。

・不動産会社を厳選する
不動産を売却するときには、優良な不動産会社選びは非常に重要です。その中でも、「ノウハウ」と「売却実績」の2点は特に重要になります。ノウハウがあれば成約率が上がりますし、売却実績があれば顧客を既に抱えている可能性があります。そのため、弁護士に任せると、この不動産会社選びを自分で行うことができないのが大きなデメリットになります

不動産会社を自分で選ぶときにおススメの方法は、不動産一括査定サイトを利用することです。このサイトを利用すれば、一度の入力作業で5~6社に査定依頼ができます。5~6社を比較することで自分に合った不動産会社選びができるのです。

たとえば、今回の場合は「高く売る」という要素と、「今住んでいる場所から離れている」という要素があります。質問者さんは現地に何度行っても良いとのことですが、新幹線代も考えるとなるべく現地に行く回数は抑えたいです。

そのため、鍵の管理をしっかり行ってくれたり、空室管理を行ってくれたりする不動産会社が望ましいです。このような細かい諸条件も見極めて不動産会社は決めなければいけません。そのため、弁護士に任せずに自分で不動産会社は見極めましょう。